睡眠時無呼吸症候群の診断・治療

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、寝ている時に何回も呼吸が止まり、大きないびきを繰り返す病気です。

SASの有病率は男性の約4%、女性の約2%に達します。自覚症状が少なくても、放っておくと高血圧や心血管病、心臓循環障害、脳循環障害などのリスクが高まると言われています。

しかし、治療方法も確立されておりますので、適切に検査、治療を行えば決して恐い病気ではありません。お気軽に当院にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群と肥満の関係性

SASとメタボリックシンドロームは、強い関連性がある事が指摘されています。SASの患者さんの多くは肥満を伴っており、男性の約50%、女性の約30%がメタボリックシンドロームを合併していると言われています。

メタボリックシンドロームは「肥満」「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」などの危険因子が集積する病態であり、死の四重奏と呼ばれていましたが、現在は「SAS」を加え、死の五重奏と呼ばれています。

高血圧と睡眠時無呼吸症候群

高血圧は一次性高血圧と二次性高血圧に分類されます。
二次性高血圧の原因疾患のひとつとしてSASがあげられます。

SASの場合、夜間に呼吸が停止するために交感神経が常に活性化しているので、夜間の血圧値が高くなっていることがあります。
夜間の高血圧は早朝へ持続する傾向があり、起床時に血圧を測定した際の値が高い場合にはSASの可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の検査

当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査を行っています。

高血圧の方で、おおきないびきをかく日中の眠気が強い夜間の頻尿起床時に頭が重いなどと感じる方には検査をお勧めします。

次のような症状はありませんか

終夜睡眠ポリグラフィー検査について

SAS診断のために終夜睡眠ポリグラフィーという検査を行っています。

睡眠時無呼吸症候群の治療

SASの治療にはCPAPが用いられます。

CPAPとは、持続陽圧呼吸療法で睡眠時無呼吸症候群、特に閉塞型の治療として第一に選択される呼吸療法です。

CPAP療法の効果

CPAP療法は、鼻より空気を送り、閉塞した上気道をおし広げることによって睡眠時の無呼吸をなくし、酸素不足を解消することができると言われています。また睡眠の質を向上させることができます。

SASがまねく高血圧や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することもできると言われています。現在では、CPAP療法は、中等症以上の閉塞型無呼吸症候群に対する治療の第一選択として使用されています。

ページトップへ